ネイン開発メンバーブログ

サヨナラ、スクリーン。ヒアラブルサービスを開発している株式会社ネインの、開発ブログです

最近のノイズキャンセリングヘッドフォンの感想、感動した音ってありますか??

株式会社ネインの代表・山本とカスタマーサクセス・片瀬が中心となり、ヒアラブルデバイスZeeny(ジーニー)のデバイス&アプリの開発秘話やネインが目指す未来についてなどPodcastで配信中!人々の「生産性向上」を目指す会社としてについてなど、雑談形式で話しています。

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【第2回】最近のノイズキャンセリングヘッドフォンの感想、感動した音ってありますか??

 Zeeny Lights HD音質上がってます!

山本「第2回目、今回はいつもみんなが試作品を作っている部屋で収録しています」
片瀬「そですね」

山本「今回新しく出した製品に関して言うと、比較的音の処理は頑張って作ったのでそこについてお話ししたいのと、世の中いろんなデバイスを使ってきてるのでそういったものについて話ができればと思ってます」

片瀬「はい」
山本「Zeeny Lights HDというのがあって、Zeeny(ジーニー)はヒアラブルなんだけど、コンセプトは24時間つけて欲しいっていうのがあって、仕事してる時もつけてるし、オンライン会議でもつけてるし、あとは通勤通学でも音を聞くのでしっかりと音の性能っていうのは基本あるよね。通話もあって、その上で音声アシスタントがあるよねという考え方なので、音もちゃんとこだわってやってます。オーディオマニア向けの音というよりはベーシックに普通に使える音として作ってまして、Zeeny TWSは比較的えいや!じゃないけど(笑)」
片瀬「嘘でしょ!?(笑)Podcastで流すんですよね?」
山本「(笑)頑張ってサウンドライブは結構良い音してて、HDSSを入れてサンドライバーが音の鳴りがいいんだよね?」
片瀬「確かにベースいいですよね」
山本「これいいじゃん!っていう収まりがあって、逆にZeeny Lightsの方は筐体のせいもあるのか音が暴れがちで箱鳴りが多かったのでそこ削って、いろんなオーディオの音聴いて整えてという感じで。(Zeeny Lights)HDはさらにそこの筐体にHDSSを追加してさらにサウンドドライバーもグラフェンにしてみて、加えて俺も普段イヤーチップってSpinfit使ってて耳にフィットするんでそこもセットでくっつけて、音もしっかり聴かせようっていうので作っています」
片瀬「はい」
Spicetone(スパイストーン)はなぜ地名なのか!?
山本「今回さらにやっとの思いでSpicetone(スパイストーン)に対応して…」
片瀬「もうね…やっとできたけど焼け野原に芽が出てきたみたいな」
山本「花が咲いた(笑)相当大変だったよね」
片瀬「そうですね、中々お待たせした感じはありますね」
山本「斎藤くんが頑張ったよね。あっ、今日誰が出てるか紹介してなかったね(笑)ネインの山本と片瀬と斎藤と須賀の4名でお送りしています!」
片瀬「それぞれ何してるかいった方がいいんじゃないですか?」
山本「山本は代表で、片瀬はカスタマーサクセスで、斎藤と須賀はファームウェアのエンジニアです。今回Spicetoneに関しては2人の方で頑張って調整してきました」
片瀬「そうですね。Spicetoneをメインでやってくれたのは斎藤さん」
山本「人が強化されて、やっとの思いで作れたね」
片瀬「Spicetoneはこないんですかってメールとかでもいただいていて、なかなかすみませんって返してたので、まぁこれからどういう反応がくるかわからないですけど、ポジティブになると信じて…って感じですかね」
山本「そうだね、Spicetoneのコンセプトがもちろん音を楽しむっていうのもあるし、元々やりたかったことというのはヒアラブルを作りたくて、でもやっぱり(利用者は)音にこだわるので、自分は〇〇(メーカー名)の音がいいとか〇〇の音がいいとか、はたまた〇〇(大手メーカー)の音がいいとか…」
片瀬「うん」
山本「人の好みってあって、それによって音声アシスタントを使わないっていう選択肢にして欲しくないので、自分の好みの音に合わせられるようにして、純粋にヒアラブルの機能を使って欲しいなと思って作ってます。元々の2年くらい前にSpicetoneを作ったときは〈渋谷〉っていうのをコンセプトに名前つけていこうかって考えていて」
片瀬「うん」
山本「でも、これ分かりづらいんじゃないかなっていうのがよぎりながらやっていて、今回はもうちょっと一歩わかりやすいんじゃないかなっていう表現にしてやっているので…Sapporoとかね」
片瀬「まぁ、そうですね」
山本「なんでSapporoって付けたかって(笑)」
片瀬「俺はそういうの聞きたいんだけどね(笑)いつ機会があるか伺ってたんですよ」
斎藤・須賀「(笑)」
山本「そうなんだ、俺書いてなかったっけ?」
片瀬「ありました?」
須賀「いや…ありましたっけ(笑)」
山本「渋谷は結構迷ったんだよね。渋谷はジャンルが色々あるから」
須賀「うん」
山本「ミスチルだって渋谷だし、(ライブハウス)La.mamaとか渋谷系もあったしHIP HOPとかもあるし…日本全国から見たら渋谷って渋谷系かなって、ざっくりとした(笑)」
片瀬・須賀「(笑)」
山本「渋谷っぽいものを渋谷ってつけて、あとは歌系のやつは最近『イッテQ』の安室奈美恵の再放送見たんで、じゃあNahaかなって(笑)」
片瀬・須賀「(笑)」
片瀬「どう思います?(笑)」
山本「HIP HOP系の音はまた渋谷系になっちゃうんだけど、日本でHIP HOP系の音楽ってなんだろうなーって考えたらEXILE系かなって思ったのでNakameguro。Sapporoってなんでかわかる?」
片瀬「わかんない(笑)」
山本「日本を代表する札幌のアーティストって誰?」
片瀬「そういうの苦手じゃん」
山本「えーわかんない?」
片瀬「私はわかんないです…出ました?」
斎藤「出ないっすね(笑)」
山本「意外と、初音ミクなんだよね」
片瀬「そういうこと!そっちの方も入れていいんだ(笑)それだったら出るわ」
山本「シャリっとした音って、デスメタルとかメタル系の音ってシャリっとしてて、バチバチ鳴ってて、意外とボカロ系の音とかBABYMETALとか初音ミクとかそういうシャリっとした傾向があるので札幌という感じで作ってます」
片瀬「初音ミクでなかったのは失敗でしたね(補足:片瀬は初音ミク好きです)」
無音を聴く?ノイズキャンセリングについて…
山本「片瀬はノイズキャンセリング推しでしょ?」
片瀬「そうですね」
山本「ノイズキャンセリングでどれが1番好きなの?」
片瀬「最近の製品ですか?やっぱりS社の〇〇です。1番やっぱりあれが安定してるし卒なく全部こなしてくれるみたいなところがあるので、気に入ってますけどね」
山本「そうだね」
片瀬「それと並行してヘッドフォンタイプも買ったんで同じやつ。やっぱり個人的な感想ですけどB社は結構圧迫感があるんですよね、俺無音を聞かされてる…みたいなのがあって聞いてて疲れるんですよね。元々ネックバンドみたいな形になっててつけるタイプを使ってて、それが結構圧迫感があってまぁ音聞けるからいいかって思ってたんですけど、S社の完全ワイヤレスでノイキャンどうかなって買ってみて、こんなに自然なの!ノイキャンなのに、圧迫感全然ないじゃんみたいな感じで個人的にはB社よりも疲れにくいっていうところでめっちゃ気に入ってます」
山本「そうだね、なんかS社の宣伝みたいになっちゃった(笑)」
片瀬「俺、次からいないかもしれない(笑)」
山本「片瀬の給料がどんどん減ってるかもしれない(笑)」
片瀬「怖いわー(笑)」
山本「でもB社は重いノイズキャンセリングだよね、ボーッとするよね」
片瀬「聞いてて疲れるんですよね、ちょっとならいいんですけど。通勤の1時間とかなら。音楽を聴いててノイキャン使うならいいんですけど、音楽止めててノイキャン使って無音を聞かされてる感がすごくて」
山本「飛行機とかの時は気にならないけどね。つけてて飛行機乗っててこんなにノイズうるさかったんだっていうのはあるよね」
片瀬「それはありますね」
山本「そういったところとかはさすがだなーって」
片瀬「そういうところはしっかり作り込まれてますよね」
山本「今のフェーズだとこれから深セン組が1万円以下のとかね」
片瀬「結構Amazonにありますよ、6000円以下のノイキャンでヘッドフォンタイプだけどーみたいな、性能はちょっとわからないけど」
山本「〇〇とかそういう系でしょ?」
片瀬「そうですね、ちょっと中バラしてみないとわからないですけど…ノイキャン入れたいなーって言っても山本さんになかなか通らないから(笑)」
山本「まぁね、大変だからね(笑)」
片瀬「確かにそうなんですよね」
山本「やりたいっていう気持ちはあるけどね」
片瀬「みんなノイキャン使えばすごいって言うけど、手放せなくなるタイプとふ〜んで終わるタイプがあると思ってて、そこは自分の使い方にフィットしてないのか、色々あると思うんですけどハマると絶対外せないってなっちゃうから」
山本「そうだね、セミオープンでノイズキャンセリングでただ無音が聞こえるみたいな」
片瀬「まぁ、頑張って入るけどノイキャンとしては中途半端かもしれないですね。ただ外の音聞こえててちょっとうるさすぎ!みたいな時に止められるみたいな感じだったらまぁいいのかなって」
山本「渋谷の街中とかパチンコ屋の横とか歩く時に大丈夫なのかな」
片瀬「飛行機乗ってみてくださいあれで」
音の迷路に迷い込むエンジニアの苦悩
山本「これからね。二人(斎藤・須賀)が全然喋ってないけど(笑)斎藤くんSpicetoneの思い出とか喋ったら?」
斎藤「思い出…思い出ですか、いやーでも音の調整って大変だなって思いました」
山本「そうだよね、須賀くんも大変だった?」
須賀「そうですね、大変でした。傾向として方向性はその那覇とか渋谷とかで決まってたんですけど、そこにどうやって寄せていこうっていうのが」
片瀬「そうですよね、聞いてるうちにわからなくなりますよね」
須賀「そうそうそう」
片瀬「NA2(Zeeny)のやつやった時に1週間やっててもみんなそれぞれちょっとづつ変わっていって、何がいいのかわからない…」
山本「しかも徐々に差がなくなってくるんだよね」
斎藤「そうですね」
山本「差がつきにくくなってきて」
斎藤「無意識に自分の好みの音に平均化されていってしまって」
山本「特徴出すのが難しいよね。NA2の時はそれぞれのメンバーでバラバラのチューニングでドンっと入れたんで結構変だったんだけど(笑)特徴がすごい出るみたいな」
片瀬「うん」
山本「今回すごいバランス良くなったけど、逆に差がわかりづらいけど曲とマッチさせると結構イイ感じになるんじゃないかなって。ShibuyaはShibuyaでディーゼルが効いてるし、Nakameguroは俺がやっちゃうとサブベースが効いちゃうんだけど、さすが2人は大人だなみたいな(笑)ちゃんとリスナーのことを考えたチューニングにしてるなって」
片瀬「イヤフォンを高音質モードと接続優先みたいになってるけど、大体高音質モード使えなくて接続して歩いてるとブチブチ切れまくって」
山本「あーAndroidとかって特にそうだよね」
片瀬「まぁそうですね、でもiOSもあると思うんですけどね」
山本「iOSは比較的安定してる」
片瀬「いやーどうですかね」
斎藤「切れるっていうのは街中とかで?」
片瀬「そうです」
斎藤「あー自分もちょっとiPhoneSEを使っていて古いっていうのもあるかもしれないんですけど、たまにブチブチいったりします」
山本「今某社のとか使ってるけど、比較的安定してるからね。あれかね〇〇とかは怪しい感じあるかもね」
片瀬「確かに、〇〇もちょっと怪しい感じしますね。でも2つとも特に手をかけてないAndroidじゃないですか、だからどうなんですかね、リファレンスのOSがあんまり…」
リファレンスの音源イメージ・アーティスト
山本「リファレンス音源とかってどうやって選んだの?」
斎藤「元々のNA2用のSpicetoneのフィルター名で自分の担当したフィルター名がDOUGENZAKAとUDAGAWAだったんですけど、DOUGENZAKAに関してはクラブとかそういうざっくりとしたイメージがあって、そもそもベースが意識されているサウンドっていうのをわかっていたので、なるほどと…だったらHIP HOPかクラブのクラシックな名曲とか、あとは割と自分が聴いていた、ちゃんとわかっている曲がいいかなと思ったので、そういうところにしました」
山本「聞き慣れてないとなかなかイメージがつかないから」
斎藤「そうですね」
片瀬「そういうのって出せないんですかね?アプリとかに、このフィルターのオススメとか、問題あるのかな名前とか出すと」
山本「リンクとか貼ればいいんじゃない?Spotifyプレイリストとか作ればいいんじゃない?これで聴きましたみたいな」
片瀬「うん」
山本「最初、Nahaじゃなかったんだよね?神南?神南は須賀くん?」
須賀「そうですね、僕です」
山本「神南やった時に、どっちかっていうと男性ボーカル的にはう〜んって感じで、女性ボーカル聴いてみたら意外と良くて、だからNahaにしたんだけど(笑)」
片瀬「なんでもいいんじゃないっすか(笑)じゃあ、途中で変わったんですね名前」
山本「須賀くんのリファレンス音源って何?」
須賀「Nahaは確かに女性ボーカルを聴いてリファレンスしてて、手嶋葵っていうジブリの主題歌とか歌ってた結構声が特徴的でウリかなっていうアーティストの曲を聴いて調整してました。一応男性ボーカルも聴いてはいたんですけどジェイコブ・コリアーっていう海外の、その人も声で有名になったみたいなアーティストなんですけど、楽器もあるけどそういう声が特徴的だ魅力的だって言われるアーティストの音源を参考に使ってました」
山本「片瀬のリファレンスは?」
片瀬「ないよ(笑)昔、NA2でやった時は結構高音域な曲ばっかり選んでました。全体的に音高めの曲、キンキンしてるまではいかないですけど、ある意味女性ボーカルとか、初音ミクも混じってましたし結構そこらへん聴いてましたね。そしたら山本さんに独特なチューニングだねって言われて却下された記憶があるんですけど(笑)」
山本「多分、それがあったからSpicetone作ってなかったんだよね。あまりにも当時のメンバーの好みが違って、こんなに表現したい音が違ったからちゃんとやろうと思って。基本こういうBluetoothイヤフォンってPSPで結構音変えられるから、だったら自由度高め他方がいいんじゃないかなぁって」
片瀬「うん」
山本「サンドライバーとかの鳴りは結構違うけどね」
片瀬「Spicetoneの次の段階みたいなものはあるんですか?」
山本「プロEQとかね」
片瀬「いきなり出した出した!で次出てくるのはアレかもしれないですけど」
山本「今、着々とね頑張ろうとはしてるけどね」
片瀬「そうですね」
山本「どこまでの人がアレをいじれるかっていうのはあるんだけどね、まぁでも音楽好きなら多少できると思うし」
斎藤「まぁ、いじりやすいQとかをあらかじめ設定しておいて…くらいのことはやればいじりやすいかもしれないですね」
山本「そうだね、あんまり細かくやりすぎちゃうと逆に悪くしちゃうみたいなね」
斎藤「そですね」
山本「ゲームとかでもパラメーターいっぱい調整できるんだけど、調整しすぎておかしくなxっちゃったみたいな」
片瀬「戻せなくなって、どうしようもないみたいな…結構絶望感ありますよね。戻せるって大事なことだと思います。EQとかも1こ戻すみたいな機能があると」
山本「なんでこの音になっちゃったかみたいな戻せなくなっちゃうんだよね」
片瀬「うん」
山本「使い始めのイラストレーターとかね」
片瀬「なんかやったけど、どうやって戻すんだろうみたいな(笑)」
山本「確かにね」
片瀬「それで自分でEQいじって、プリセットで保存はできるけど1つ戻すとかはできないからそれができるようになると独特かもしれない…これが公開されたら先にやられたりして…」
山本「まぁ、いいんじゃない?」
片瀬「まぁ、それってUIの問題ですしね」
最近感動した音
山本「機能的には別に普通の機能だからね。ちなみに今まで聞いた中で1番感動した音ってある?」
片瀬「めっちゃすごい質問きましたね(笑)」
須賀「CEarさんのあれは凄かったですね。あれが1番音っていうので衝撃を受けましたね」
山本・片瀬「あー」
山本「あれは次元が違うよね」
須賀「あの処理を同じようなクアルコムの系列でやってしまうっていうのもそうですし、ちゃんと形になってて」
山本「ソフトウェア処理の先っていうかね、みんなアナログだからレコーディングもそうだし、昔はアナログじゃなきゃだめ!みたいなのが強かったけど、徐々にデジタル化していって今はデジタル化じゃないとレコーディングなんかできないよねみたいな、それに近い感じだよねあの表現力っていうか」
片瀬「あれはしっかり筐体としてどういう音になるか作り込んでいるっていうことなんですか?」
山本「おそらくそうだと思うんだけどね、あとはある程度の人の顔の形を想定してその上で処理をしてるんだろうね。じゃあ、片瀬くんは?」
片瀬「自分は最近は感動した音ってないなって思ってて、最近自分が音に関わってるって言ったらダミーヘッドとか」
山本「あー、ダミーヘッドに感動した(笑)」
片瀬「ダミーヘッドに感動した、頭取れるみたいなパカって!(笑)でも結構ASMR見たりとかそういう流行ってるのを見ると、ちゃんとダミーヘッドを使ってそいつの耳元で食べてるとかそういう感じなんですよね、録音の仕方がアナログというか。そうするとあーそういう風に撮ってるんだみたいな。普通に生きてたらダミーヘッドとか触る機会ないから(笑)なくないですか?ダミーヘッドで頭取れるんです!はぁ…みたいな」
山本「マネキンとは違うからね」
片瀬「しかも、これちゃんとつけないと千切れたら高いですよみたいなこと言われてヒー!みたいな感じだったんで」
山本「なるほどねー。斎藤くんめっちゃ考えてるけど(笑)」
斎藤「決まりました。感動したというか自画自賛になってしまうんでしまうんですけどSpicetoneの札幌を使って自分がリファレンストしたスリップノットの曲があるんですけど、それを聴いてて、基本的にBluetoothイヤフォンって圧縮して送ってレコーディングしてるんでローデータに比べるとやっぱりちょっと圧縮した感があるなって思っていて、なんですけどEQをはまらせた状態で音楽を聴くと、普通にいい音だなって感じられる時があって、こういうはまり方があるんだなーって自分は思いましたね」
山本「生き生きとした音になるよね」
斎藤「そうですね」
山本「音って鳴ってる音と鳴ってない音があって、それは曲によって全然違うわけだけど鳴らす必要のない音をちゃんとカットしたりだとか、鳴るべき音を鳴らしてあげると突然生き生きしてきたりするよね」
斎藤「そうですね」
片瀬「そういうの共有したいですよね」
山本「プレイリスト作ろう」
片瀬「プレイリスト+プリセットも共有できるみたいな」
山本「それでは第3回も期待してください!」

※プレイリストは準備が整い次第、公開・ご案内させていただきます!
 
 
 
 

ヒアラブルとは!?ヒアラブルの歴史と、音声アシスタントについて

株式会社ネインの代表・山本とカスタマーサクセス・片瀬が中心となり、ヒアラブルデバイスZeeny(ジーニー)のデバイス&アプリの開発秘話やネインが目指す未来についてなどPodcastで配信中!人々の「生産性向上」を目指す会社としてについてなど、雑談形式で話しています。

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第1回:ヒアラブルとは!?ヒアラブルの歴史と、音声アシスタントについて

ヒアラブルデバイスZeeny(ジーニー)

山本「Zeeny Lights新モデル発売に伴って、生産性向上に絡めてトークを繰り広げたいと思います!」
片瀬「お願いします(笑)」
山本「名前どうしたい?」
片瀬「何も決めてないですね」
山本「代表の山本と、片瀬くんです」
片瀬「生産性向上ツールの話しとかしても良いですか?」
山本「そうだね、まぁZeeny(ジーニー)っていうのが生産性向上ツールになっているので、それを中心にして話をしていきたいと。最初にZeenyってなんなの?っていう話があるので軽くご紹介しますと、Zeenyというのはヒアラブルデバイスで、ターゲットとしては元々、人の生産性を向上しようっていうのをテーマに開発をしました。今、ターゲットとしているのがビジネスパーソンで、次にチャレンジしているのが一般のコミュニケーションが多い方々。製品として何が生産性向上するかっていうのが、例えばLINEとかのメッセージを音声で読み上げたり、時報やスケジュールといったところも音声で伝えられます。例えば、移動中にメッセージが来てもそれにすぐ気づくことができたりとか、ガンガン入ってくるSlackのメッセージとかそういうところも音声で聞き流して、気になるところにだけ反応したりとか、作業を中断しなくてもいいとか、そういったところである種のマルチタスクとか普段使っていない耳で情報を得ることによって、移動に集中できたりとか、プログラミングだったりドキュメント書いたりとかそういう作業に集中できる、そういったツールとして開発しているのがZeenyです」

ヒアラブルデバイスとは
片瀬「はい」
山本「補足ありますか?」
片瀬「できれば、ヒアラブルデバイスって馴染みのない言葉で、社内にいれば聞いたことあるんですけど、そもそもあまりみんな聞いたことがないと思うのでそこもお伝えできればなと思っているんですけど…」
山本「そうだね。ヒアラブルデバイスって結構うち(ネイン)が頑張って使ってて、Apple的な言い方をするとイヤフォンって言い切っちゃうと思うんですけど…イヤフォンだとどうしても音楽を聴くデバイスってなっちゃったりとか、会社の中でもイヤフォンって言うとみんな音楽の話ばっか言い出しちゃうので、いやいやこれは音を聴くための道具で、生産性を上げるためのツールなんだよっていう意識に働きかけて、ヒアラブルデバイスという言葉を使ってます」
片瀬「はい」
山本「語源としては、耳で使うウェアラブルというところからヒアラブルという名前が付いていて、最初に言い出しているのは海外の方で…アメリカかな?で使われていて、さらにヒアラブルっていうのは商標取られてると思うので、うちとしてはヒアラブルデバイスで使ってるんですけど、海外では一般的に使われている言葉ですね」
片瀬「うんうん」

ヒアラブルの歴史
山本「ヒアラブルの歴史も語ろうか!」
片瀬「そうですね、それとさっきの生産性向上の話も入れないと第1回目にしてはアレかもしれないですね…(笑)」
山本「ヒアラブルの歴史で言うと、おそらくAppleが2012年くらいにやってるのが最初かな…あんまり世の中に知られてないですけど、実はAppleって片耳用のヘッドセット作ってた時代があって、AirPodsの前に実はやってて、アメリカでしか売ってなかったんじゃないかな?」
片瀬「ヘ〜!」
山本「かつ、2012年くらいのタイミングから補聴器サポートもやり始めていて、Starkeyとかも補聴器と連動して音量調整したりとかさりげなーくやってて、要は耳で使うデバイススマートフォンが連携するみたいな足掛かりにしたのがその頃かなーと。そういう目線というか、スマートフォンを作りながらポストスマホとかそこで使う人のUXを考えて一生懸命やってる会社だなーって。やっぱりリスペクトはするかな。」
片瀬「そうですね」
山本「ちょうど2014年くらいからヒアラブルの流れができてきていて、みんながヒアラブルに気づき始めたのはスマートウォッチがあったからで、いま軒並みヒアラブルやってる会社って1回スマートウォッチ挟んでるから。Appleウォッチ然り、SONYさんもだし、サムスンSAMSUNG)とかもそうだし」
片瀬「うん」
山本「Apple Watchやったけど、これって耳でいいじゃんって言って始めたのが、2013〜2014年のApple WatchとかAndroidを今開発している流れと、徐々にBluetoothチップセットとかの値段も下がって、Bluetooth使えば結構スマートにできるじゃんって気づき始めて、みんながこぞってチャレンジし始めたんだけど、実際の動きとしてはマーケットはそんなにヒアラブルを必要としてないというか、少なくとも気づいていない人が多いんで」
片瀬「そうですね、あんまりみんなイヤフォンって聞くと耳に入れる形を想像して音楽しか聴かないというか…」
山本「そうそうそう」
片瀬「だからそこをもっと普及していかないとですね」
山本「コミュニケーションデバイスというか、インターネットデバイスとしてのイヤフォンみたいなところはあんまりみんな意識されていなくて、最近AirPods Proが出てきてノイズキャンセリングが非常に使い心地が良いので、つけっぱなし体験みたいな。最近テレワークも多くなったしZoomとかっていうところでAirPods付けるので、みんなこれが次世代体験なんじゃないかっていうのを考え始めたっていうのが本当に今年かなぁって。まぁ、それ以上のことが起きるはずというか、オフィスワーカもーもそうだし家にいる人もずっと耳にデバイスをつけている世界観っていうのは、多分3〜5年後くらいには起きるんじゃないかな…もうちょっと早いかもしれないけどね」
 
スマートウォッチとヒアラブルデバイス
片瀬「今だと、ウェアラブルバイスっていうスマートウォッチはみんなつけてるじゃないですか?」
山本「うん」
片瀬「でも山本さん的には将来的に、スマートウォッチ付けるみたいにみんな耳にもヒアラブルをつけるという」
山本「そうだね。時計…スマートウォッチは我々は付けてるけど一般の人はそこまで付けてないかもよ(笑)」
片瀬「そうですか(笑)どうなんですかね〜たまーに見ますけど」
山本「Apple Watchは最近時計でしか使ってないな」
片瀬「う〜ん、それは世代が古すぎるんじゃないですか?(笑)」
山本「(笑)そうかもね、そろそろLTE付きに変えたいなぁ」
片瀬「まぁでも、この間親戚の家行ってきて、Apple Watch付けてるんですよね。自分がそういう機械の話とかするので興味持ってて、自分の親の世代なんで60代くらいのはずなんですけど、新しい機械とか買ってたりしててApple Watchもつけてるんですよ」
山本「おぉ〜」
片瀬「それで、草むしり手伝ってって言われて…草むしりって面倒くさいじゃないですか」
山本「うん」
片瀬「そこで1時間やっても、1時間じゃそんなに取れないから…だから10分だけ草むしりするとか、毎日」
山本「あぁ〜」
片瀬「その10分って測るタイマーが、自分のスマートウォッチだと声で指示はできないんですけど、(親戚の人は)Siriとか立ち上げて「10分後にアラーム」とか言ってて、やっぱりこういうの見ると便利だよねって」
山本「うん」
片瀬「結局今は画面でSiri呼び出してるけど、耳元にあって声かけるだけで音声アシスタントかわかんないですけど、声ですぐ指示できたらもっと便利になるだろうなーっていうのは最近の実体験でありましたね」
山本「そうだよね。タイマー系とか時報って意外と便利で」
片瀬「うん」
山本「10分おきに連絡してとかさ、この前も会社の中で話してたけどテレワークとかやってると時間の感覚なくなるから、1時間経ったとかっていうのを知らせてくれると、もう15時なのか!って気付くことができたりね」
片瀬「そうですね。そういう時間とかのタイマーも本当は今すぐ5分とか設定できればいいのに、数字選んで〜とかやってて、1番サッとしたいのにできないみたいな、設定が…」
山本「そうだよね〜。そういうのは意外と音声アシスタントの方が直感的というか、よく使われるのはタイマーとか多いもんね、元々は」
片瀬「うんうん」
 
オーディオブック使いますか?
山本「ビックリするのは、海外と日本の使い方が結構違っていて。海外って普通に本を読んだりとかニュースを聞いたりとかを当たり前のように音声アシスタントが使われてるみたいなデータが多いよね」
片瀬「そうなんですか〜」
山本「まだ家でニュース読んだりとか使ったことなくて」
片瀬「はいはいはい」
山本「オーディオブックとかもあんまり使わないしね」
片瀬「確かにオーディオブック使わないですね。オーディオブックって日本昔話とか流れ出すんですか?」
山本「なんで日本昔話なの?(笑)」
片瀬「学校で昼に流れてたじゃないですか」
山本「知らない(笑)昼流れないよ」
片瀬「そうですか(笑)あれ地域差あるのかな?なんか、お昼に放送係がサボる名目としてカセットテープで日本昔話を流すっていうのが…」
山本「地域差っていうより、たまたまその学校が『鶴の恩返し』とか…」
片瀬「流れてました(笑)」
山本「流れてたんだ…」
片瀬「まぁ、自分はニュースでGoogleホームなんですけど聞く事はあるんですけど、確かにオーディオブックはあんまり聞かないなぁ。そもそもオーディオブック聞けるのかな?みたいな」
山本「Googleホームに話しかけてみたらいいんじゃない?」
片瀬(実は在宅参加)「今ですか?(笑)」
山本「鶴の恩返しを…」
片瀬「OK Google,鶴の恩返しを読んで」
Googleホーム(ピコン!)「すいません、鶴の恩返しのお話はまだありません」
片瀬「まだありませんって言われた!他のならあるかもしれない…OK Google,オーディオブックを再生」
Googleホーム(ピコン!)「再生できるオーディオブックがライブラリーにありません」
片瀬「あぁーやっぱり買わないとダメなんですね」
山本「そうだね、当たり前だよね(笑)」
片瀬「最近Amazonとかオーディブルとかやってるじゃないですか?」
山本「うん」
片瀬「だから名前は知ってるけど」
山本「ラジオとかもそうだけど、確かに流し聞きできるなーって思って。本を読む時間っていうのが必要になってくるからね」
片瀬「まぁ、そうですよね。そう考えると物語とかだったらオーディオブックで聞いても問題ないというか分かりやすいというか」
山本「うん」
片瀬「声優さんとか使ってれば、より分かりやすいとは思うんですけど。啓発本とかHOW TO本とかって読まれても微妙じゃないですか?」
山本「う〜ん、頭に入らなそうだよね」
片瀬「う〜ん」
山本「そういえば『ザ・ゴール』読み終わったんだっけ?」
片瀬「読みました!」
山本「10ページくらい読んでトーンダウンしてなかった?」
片瀬「あぁ…どっかいっちゃったかも」
山本「会社引っ越して、まだ本出してないのか」
片瀬「そうですね、思い出されたんでしっかり読みます!Googleアシスタントって天気と、会社までの所要時間と、あと例えばスマート家電の操作とかくらいですかね…自分は
 
「T14」とは?
山本「そうだね、意外とナビが使えなくてというか、カーナビはいいんだけどトコナビとかはやっぱりずーっと地図見てないと不安だったりとか」
片瀬「うんうん」
山本「昨日も未来平っていう駅とか、駅の乗り換えをGoogle マップで通知してってやってるんだけど永遠と通知し続けるからね」
片瀬「あぁ〜」
山本「確かに、乗り換えについてずっと言ってるんだけど、例えば「朝霞台T14」とか永遠と言い続けてなんのことかさっぱりわかんないみたいな」
片瀬「ふふふふ(笑)」
山本「朝霞台で何か起きるんだろうなって」
片瀬「聞いてないだけじゃないですか?まぁでも、余分な情報多いですよね」
山本「そうそう」
片瀬「T14とかは多分つくばエクスプレス14番みたいな感じなんだと思うんですけど」
山本「あぁーなるほどね」
片瀬「メトロも色々あるじゃないですか、略名みたいなのが。それって電車オタクの人しか興味ないから…」
山本「(笑)全くわからないよね、普通の人が聞いても」
片瀬「普通の人が聞いても、その情報って何もいらなくて、そういうのがイチイチ出てくるのはありますよね」
山本「そうなんだよね」
片瀬「自分も前、設定したらずーーーーーーーっと通知し続けて…そんなにいらないんだけどなぁみたいな」
山本「ZeenyのアプリでT14だけは読まないようにしようという謎の想いが出てくるよね(笑)」
片瀬「(笑)あんまり使われてないのか、海外だとそんなに電車がないからT14とか読まれないからいいんだけど、日本だと本数が多すぎてT14ってそこに入れるしかなくてそういう…」
山本「そうだね、バスだったらA64とかわかるけどね。そういう感じで見たい人は見たいのかもね」
片瀬「T14に着くって?」
山本「そうそう(笑)」
片瀬「T14で乗り換えるって?」
山本「(笑)でもT14は頭に残ったからね」
片瀬「頭にのこっちゃってる(笑)」
山本「未来平ついたら未来平到着したって言われるから、到着した安心感はあるけどね」
片瀬「ふ〜ん」
山本「じゃあ、こんな感じで」
片瀬「なんか自己紹介も適当な感じになっちゃったけど(笑)まぁ、1回目だから大目に見ていただければ」
 
ヒアラブルデバイスZeenyご購入は
 
 
 
 
 
 

SLAM(自己位置推定)の各種技術まとめ

先月ネインに入社したJと申します。3D-CADでハード系の開発を担当しています。

前々回、スガがOPEN-VSLAMの動作テストについて紹介しました。その続きの話になります。

今回のテーマ
●なぜネインでSLAMを探っているのか
●各種SLAMの特徴
●アップルのARKITについて


なぜネインでSLAMを探っているのか

ネインではXR(AR/MR/VRの総称)で「空気を読む」世界を作ろうとしています。
https://www.pc-webzine.com/entry/2019/06/post-308.html

ARのテクノロジーは主に2つから成り立っています。
 ①カメラ画像の平面や物体を認識し、3次元空間を作成する。
 ②撮影している位置が、3次元空間内のどこにいるのかを把握する。

これを実現する方法の一つとして、SLAMに注目をしています。


各種SLAMの特徴

SLAMは画像で行う「vSLAM(Visual SLAM)」と、光センサで行う「LiDAR SLAM」があり、
vSLAMはスマホやドローンなど小さなハードウェアに利用されています。
(LiDAR SLAMは大きく高価なものが多いので、自動車等の大きなハードウェアに利用)

vSLAMはさらにいくつかの方式(PTAM、DTAM、LSD-SLAM、ORB-SLAMなど)があり、
ORB-SLAMの動画でリアルタイムに地図作成と自己位置推定を行っている様子を知ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=JyG1EeqCmHY

SLAMは主に①トラッキング(追跡) → ②デプス推定 → ③マップ生成を行います。
特に後期に開発されたSLAMでは同じ位置を検出したときに「ループ検出」を行い、
補正することで地図精度を高めています。
(動画では50秒付近で"LOOP CLOSED"と表示され、瞬時に地図を修正しています)

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SLAMの歴史と特徴をまとめました。

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APPLE ARkit、Google ARCoreの特徴、SLAMとの比較

AppleからARKit、GoogleからARCoreといったAR開発プラットフォームがリリースされ、
数多くのARアプリが開発されています。

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ARKitやARCoreは図2のVO(Visual Odometry)の進化版、VIO(Visual Inertial Odometry)を使っていて、
カメラ画像+加速度センサ+ジャイロセンサで自己位置推定を行なっています。

VIOは局所的な狭い範囲でのARに焦点を置いているため、計算コストが低い利点があります。
SLAMは広範囲に焦点を置いているため、精度が高い利点があります。

今後open-VSLAM以外も動かして、それぞれのSLAMを比べたいと思っています。

特に参考にさせていただいたWEBサイト
https://qiita.com/k-boy/items/1de8e9ed1260834d02af
https://noshumi.blogspot.com/2017/05/visual-slam-1visual-slam.html

Flutterもくもく会 #3 - 開催レポ!


先日、ネイン渋谷オフィスにて「Flutterもくもく会」を開催しました!

月1ペースで開催し、かれこれ3回目の開催になります。
今回はリピーターの参加者さんもいて盛況に開催することができました。

 

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Flutterもくもく会を開催したきっかけ

ネインではiOS/Androidのネイティブアプリ開発にFlutterを用いています。


Flutterは新しい技術でトレンドも目まぐるしく変化します。

一方で勉強会などは少ない印象だったので、情報交換の場になればと思ってもくもく会形式で勉強会をはじめました!

 

ネイン社員も参加しており、普段Flutterを触っていないエンジニアも勉強のために参加したりしています♪

 

第3回 Flutterもくもく会の開催レポ

1. 自己紹介&きょうやることの発表

まずは簡単な自己紹介と、その日に取り組むことを発表します。

テーマは様々です。

・環境構築をしてみる
・公式チュートリアルを進めてみる
といった入門編から


・自作アプリに新機能を追加する
という経験者


・実務の開発
と中にはやっぱり仕事が忙しい方もいますね(笑)

 

2. もくもくタイム

自己紹介が終わったら、あとはもくもくと開発します。

 

とはいえ、無言で開発する必要はなく、わからない点などを聞きながら開発してもOKです。
今回は皆さん集中してたのか、黙々と開発していました。

 

80分程のもくもくタイムですが、いざ取り組んでみるとあっという間に終わります。

 

3. 成果発表

さて、もくもくのあとは簡単な成果発表をします。
いちおう任意で発表ですが、みなさん発表されていました。


トラブル発生して思うように進捗がなかった人、時間ギリギリで目標達成した人、様々です。

 

私自身、今回はFlutterとfirebaseを連携する、というテーマで開発したのですが、なんとかfirebaseでユーザー認証するところまでやりきることができました!

さすが両方ともGoogle製サービスとだけあって、ドキュメントが丁寧ですすめやすい印象でした。

 

4. 懇親会

最後に簡単な懇親会をしました。
今回は軽食として、お酒とピザを用意しました。

 

ピザの発注を忘れてて慌てて頼んだピザ屋のピザが絶品だった、、というハプニング付きです(笑)

 

・なぜFlutterを採用しようとしたのか?

・Flutterで実際にアプリを出してみてどうだった?

というFlutterネタから

 

airPodsのすごい所

深センの工場でおばちゃんがイヤホン組み立ててる話

などネインならではのネタで盛り上がりました。 

 

次回は11/6に開催!

11月も開催します!

今回もそうでしたが、入門者から経験者まで幅広く参加されていますので、みなさんお気軽にお越し下さい♪

nain.connpass.com

 

 

 

OPEN-VSLAMでSLAM(自己位置推定)を試してみた

エンジニアのスガです。

SLAMという技術を試す機会がありましたので今回はそちらを紹介します。

 

SLAMというのは、Simultaneous Localization And Mappingの略で、日本語だと自己位置推定と地図作成を同時に行うことを言います。
カメラやセンサーを使って取得した情報から地図を作成し、また自分がその地図のどこにいるかを推定する技術となります。

 

身近なところではお掃除ロボットなどに活用されているそうです。

 

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OPEN-VSLAMの実行画面

 

SLAMには位置推定の方法や使うセンサなどによっていろいろな手法が考案されています。
またその手法の実装方法も多く公開されているのですが、多くがLinux環境によるものでした。
私の環境がWindowsでしたので、WSLという機能を利用してLinuxのUbuntu16.04の環境を構築することにしました。

 

WSLというのは、Windows Subsystem for Linuxというwindowsの機能の1つです。
ざっくりいうとwindowsでアプリケーションとしてLinuxを使うようなイメージかと思います。
通常WSLは有効になっていないため、有効化、インストールが必要になりますので下記を参考に進めました。
https://qiita.com/Aruneko/items/c79810b0b015bebf30bb

 

今回SLAMのWSLでの動作が公式で公開されていたOPEN-VSLAMという手法を試してみましたのでそちらを紹介いたします。
公式ページは下記になります。
https://github.com/xdspacelab/openvslam

 

ここでWSLという機能は、コンソールのみとなっており操作はほとんどコマンドによるものになります。
いわゆる画面表示であるGUIがないため、操作には多少慣れが必要かもしれません。
また、GUIがないと、この後の操作でカメラや地図の画像を表示することができなくなってしまうため
画像を表示するときはWindowsの画面を使うように設定が必要です。
今回は下記のリンクを参考にVcXsrvをインストールしました。
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1812/06/news040.html

 

これでUbuntu16.04の準備ができましたので早速OPEN-VSLAMの準備を進めます。

 

インストール手順
https://openvslam.readthedocs.io/en/master/installation.html

基本的には公式の手順通りに進めていけばいいのですが、
インストールする際にrootユーザにしていない場合適宜sudoを頭につける必要がありました。

また表示するViewerがPangolinViewerとSocketViewerの2種類から選ぶようになっているのでどちらかを選択する必要があります。
私はPangolinViewerを選択したのでそちらの手順で進めました。

選んだViewerによって最後のBuildの引数が違うので注意が必要です。

 

Buildができて最後の手順でヘルプが表示することができたら次のチュートリアルに移ります。

 

チュートリアル
https://openvslam.readthedocs.io/en/master/simple_tutorial.html
チュートリアルもインストールと同様に順にコマンドを打っていけばOKです。

 

video_slamコマンドを実行するとカメラの画像とマッピングの様子が表示されます。
マッピングが終わったら、マッピングしていた画面の[Terminate]のボタンを押すと終了します。
video_slamコマンドで地図データが生成されたので最後にrun_video_localizationコマンドを実行するとローカライズ(位置推定)が行われます。
生成されたマップの上をカメラ動画に合わせて動いていることが確認できると思います。

 

この手順で使った動画以外にもサンプルとして使える動画ファイルが同じページで公開されているのでそちらも試すことができると思います。

 

今後は自分で撮影した映像を使って地図作成ができるか試してみたり、ほかの手法も調査していく予定です。

 

 

自己紹介:スガ@ファームウェア開発

はじめましてスガといいます。


6月に入社したばかりなのですが、今回は私の仕事についてご紹介と自己紹介ができたらと思います。

 

私はファームウェアの開発部門に所属しています。
イヤホンのファームウェアはなにをしているか簡単に説明しますと、イヤホンのボタンを押したとき、音楽再生命令をスマートフォンに送ったり、電池が少なくなるとLEDの点滅や音でお知らせしたりなどの機能の制御を行っています。
また弊社のZeenyは通知を音声でお知らせするのですが、そのためにスマートフォンのアプリと通信を行っていたりしています。

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そんなイヤホンの中には信号処理をするDSPが内蔵しており、今はその調整が私の主な仕事です。
調整内容としては、音を聞き取りやすくするようにイコライザーをかけたり,マイクの音量を調整したりなどです。
入社したばかりでまだまだわからないことが多いですが、いいものを作れるように頑張っていきたいです。

最後に私の自己紹介をさせていただきますと、前職では音響設備のエンジニアをしていました。会議室やホールの音響設備で建築現場の職人さんにまざりながら機器の設定や制御システムの構築などを行っていました。ただ、設備ではなく音を扱う「もの」を作りたいという思いからネインに入社し今に至ります。

個人的な趣味ですが音楽が好きで、休日となるとCDショップを端から端まで歩き回って新しい音楽を探したり、ライブを見に行ったりしています。

よろしくお願いします。

メンバー紹介:エリ@iOSエンジニア

初めまして、開発メンバーのエリです。

 

今回は自己紹介と会社の雰囲気についてお話ししたいと思います。

 

私は高校生の頃からダンスをしており、ダンスの仕事のために上京しました。

ずっとダンスの仕事を続けていましたが、ふと自分の将来について考え始めた時に

もっと違う分野でも自分の可能性を広げたいと思いました。

実は大学時代にがっつり理系女子だった私は、簡単な数値計算をするプログラミングは勉強しており、

当時とても楽しかったことを思い出し、何か勉強していたことが何かにつながらないかと思い

色々仕事を探していたところネインに出会いました。

ただ、アプリ開発に関しては完全なる素人だったので

先輩方におんぶに抱っこ状態で笑、たくさん勉強させていただき

今では、いちプログラマーとして仕事を任せていただけるようになりました。

まだまだこれから勉強していかなくてはいけないことだらけですが

より良いものを提供できるよう頑張ります!!!

 

仕事では、たっくさん頭を使うので、社内にはいつもチョコレートなどのお菓子が常備されています。

お菓子好きの私としては、とても嬉しいことです笑

また、会社が渋谷ということもあり、おしゃれで美味しいご飯屋さんも流行りのタピオカ屋さんも

たくさんあるので、時間がある時に近辺を散策するのもとても楽しいです。

また、近くのカフェに入るとパソコンを持った方々がミーティングをしている場面に出会うことも多く

自分も負けてられないなと勝手に闘志燃やしています💪

 

週に一回お昼はみんなで必ず一緒にご飯を食べます。

小さな会社なので、全員でのコミュニケーションはとても大事です。

何を食べようかみんなで考えたり、最近どこへ遊びにいったなど

仕事のことを一旦抜きにして、他愛もない話をしている時間がとても楽しいです。

個性派メンバーばかりなので、いろんな話が聞けてとても面白いです!!

 

ここまで読んでくださった方は察したかと思いますが、私は食べることが大好きです笑

今後は、オススメのご飯屋さんなどのお話も交えつつ、更新していけたらなと思っています!

読んでいて楽しくなるようなブログを目指します!!🤗